安全衛生方針

遠藤製作所グループは、業務上の怪我や病気を最小限に抑える事に加えて、安全で衛生的な作業環境が、製品及びサービスの品質、製造の一貫性、並びに従業員の定着率及び勤労意欲を向上させることを認識しています。
職場での安全衛生の問題を特定及び解決する為に、従業員からの意見と従業員の教育が今後も不可欠である事を認識しています。

1. 職務上の安全

  1. 従業員の潜在的な危険(例えば、化学物質、電気及びその他のエネルギー源、火、車両、及び落下の危険)へ曝露の可能性に対し、適切な設計、工学的及び管理による統制、予防保全、及び安全作業手順(ロックアウト/タグアウト)を含む、及び継続的な安全上のトレーニングを通して、特定、評価、管理します。
  2. これらの手段により、危険を適切に管理する事が出来ない場合、従業員には、これらの危険に関連するリスクに関する、適切で正しく保守された個人保護具及び教材を提供済ます。
  3. 高い危険性のある労働環境から妊娠中の女性・育児中の母親を異動し、妊娠中の女性・育児中の母親への労働安全衛生上のリスクを無くすか、軽減する為の妥当な措置をとります。かかる措置には、職務の割り当てに関連する措置、及び育児中の母親への妥当な便宜の提供などが含まれます。

2. 緊急時への備え

  1. 潜在的な緊急事態及び緊急時を特定・評価し、その影響を、緊急事態発生報告、従業員通知及び避難訓練手順、労働者の教育訓練、適切な火災探知器及び消火器、わかり易く障害物の無い出口、適切な退出施設及び復旧計画を含む緊急対策計画及び対応手順の実施により、最小限に抑える様に努めます。
  2. かかる対策及び手順は、生命、環境、及び財産への損害を最小化することに重点を置くものとします。

3. 労働災害及び疾病

  1. 従業員からの報告の奨励、労働災害及び疾病の事例の分類及び記録、必要な治療の提供、ケースの調査、及び原因を無くす為の是正措置の実施、並びに従業員の職場復帰の促進のための規程を含む手順及び体系を、労働災害及び疾病を防止、管理、追跡、及び報告する為に実施します。

4. 産業衛生

  1.  従業員の化学的、生物学的、物理的媒体への曝露は、階層構造の制御システムに基づいて特定、評価、管理します。
  2. 危険の可能性は、適切な設計、工学的及び運営管理による制御によって、除去するか、制御するよう努めます。
  3. かかる手段により、危険を適切に管理する事が出来ない場合、従業員には適切な、良く維持された、個人保護具を提供し、これを使用しなければならない。
  4. 保護プログラムには、これらの危険に関わる教材が含まれます。

5. 身体に負荷のかかる作業

  1. 手作業による原材料の取り扱い、重量物の持ち上げ又は反復的な持ち上げ、長時間の立ち作業、及び極度に反復の多い、又は力のいる組み立て作業等、従業員の身体に負荷のかかる作業の危険への曝露の、特定、評価、管理に努めます。

6. 機械の安全対策

  1.  生産機械及びその他の機械は、安全上の危険の評価を行います。
  2. 生産設備及びその他の機械により従業員が怪我をする危険がある場合、物理的な保護、インターロック、障壁を設置し、適切に保守管理します。

7. 衛生設備、食事、及び住居

  1. 従業員には、清潔なトイレ施設、飲料水の利用、及び衛生的な食品の調理、保存、及び食事の為の施設を提供します。
  2. 会社が提供する従業員の寮は、清潔且つ安全に維持され、適切な緊急時の非常口、入浴及びシャワーの為の温水、適切な照明と換気、個人的な所有物及び貴重品を保管する為の個別に確保された施設、及び適切に出入りできる適切な広さの個人スペースを提供します。

8. 安全衛生のコミュニケーション

  1. 従業員の母国語又は理解できる言語で、従業員が曝露することになるあらゆる特定される職場の危険(機械、電気、化学、火災、及び物理的危険を含むがこれに限定されない)について、適切な職場の安全衛生情報とトレーニングを提供します。
  2. 安全衛生関連の情報は、施設内に明確に掲載されるか、従業員が特定、アクセスできる場所に格納します。
  3. トレーニングは、作業開始前に全ての従業員に、それ以降は定期的に提供します。
  4. 従業員側からも安全上の懸念を積極的に提起してください。

制定日:2021年7月20日

-以上-

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